
一戸建て売却の流れ
Step 1|売却前の事前準備
一戸建てを売却するにあたり、まずは以下の点を準備・確認しておくことで、手続きがスムーズに進みます。
▸ 売却価格の相場を把握する
事前に近隣の取引事例や相場を調べておくことで、査定価格の妥当性を判断でき、不動産会社の選定にも役立ちます。
不動産ポータルサイトで周辺の売出中物件を検索
【レインズマーケットインフォメーション】で過去の成約事例を確認
【国土交通省 土地総合情報システム】で取引価格や地価公示を参照
英明社では、相場調査や無料査定のご相談も随時承っております。
▸ 必要書類を確認・準備
査定や媒介契約時に以下の書類があると手続きがスムーズに進みます。
登記識別情報通知書(権利証)
固定資産税納税通知書
建築確認済証・検査済証
土地測量図・境界確認書
住宅ローンの償還表
購入時の売買契約書・重要事項説明書
書類の取得方法や不足書類の対応についても、当社スタッフが丁寧にご案内いたします。
▸ 住宅ローンの残債確認
残債がある場合、売却代金で完済できるか事前に把握しておきましょう。自己資金の用意が必要に なるケースもありますので、資金計画の整理が重要です。
▸ アピールポイントをまとめる
物件の魅力を正確に伝えるため、以下のような項目を整理しておくと売却活動に役立ちます。
リフォーム履歴や建材のこだわり
周辺の生活環境(スーパー、公園、学校など)
子育てや高齢者にも配慮された安全性や利便性

Step 2|売却スケジュールの計画
一戸建ての売却には、通常3〜6か月程度の期間を見込む必要があります。ご希望の売却時期から逆算して、余裕を持ったスケジュールを立てることが大切です。
※共有名義の場合は、すべての名義人の同意が必要となるため、事前確認をお願いいたします。
Step 3|不動産査定の依頼
英明社では、無料での不動産査定を承っております。
市場価格、過去の成約実績、物件の状態や立地をもとに査定
簡易査定から訪問査定まで柔軟に対応
お客様にご納得いただけるよう、根拠ある査定価格をご提示いたします。

Step 4|媒介契約の締結
査定結果にご納得いただけましたら、当社と「媒介契約」を結んでいただきます。媒介契約には以下の3種類があり、ご希望に応じて最適な契約形式をご案内いたします。
専属専任媒介契約
専任媒介契約
一般媒介契約
▸ 媒介契約に必要なもの:
本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード等)
印鑑(共有名義の場合は全員分)
登記識別情報通知書(または権利証)
物件に関する各種書類(契約書、パンフレット、図面等)
建物や設備に関する資料(取扱説明書、保証書等)
Step 5|売却活動の開始
媒介契約の締結後、実際の売却活動をスタートします。
プロによる物件撮影(※ご希望に応じて対応)
不動産ポータルサイトでの掲載
当社既存顧客へのご紹介
オープンハウスの実施(状況により)
▸ 内覧対応について
購入希望者が内覧する際には、生活感をできるだけ抑え、清潔感を保つことが印象アップのポイントです。当社スタッフが事前準備のアドバイスをいたします。

Step 6|売買契約の締結
購入希望者が現れた場合、「購入申込書」が提出されます。内容に問題がなければ条件を調整し、 正式な売買契約を結びます。
▸ 主な契約内容:
購入価格・支払い条件(手付金・内金など)
契約日、決済日、引渡し日
引渡し方法(現況渡し・リフォーム後渡しなど)
融資の利用予定の有無
▸ 売買契約時に必要な書類:
登記識別情報通知書の写し
印鑑証明書(発行3か月以内)
住民票
本人確認書類
固定資産税納税通知書
建物図面、平面図、ガス・水道の資料
実印、収入印紙(必要に応じて)
この時点で、仲介手数料の50%をお支払いいただくのが一般的です。
Step7|引渡し・決済
決済日には残代金の受領と同時に、以下の手続きを行います。
残代金の受け取り
税金や管理費などの精算
登記書類・鍵の引渡し
引渡し完了確認書の交付
※住宅ローンが残っている場合は、事前に金融機関へ完済依頼を行い、決済日に抵当権の抹消手続きを行う必要があります。

Step 8|確定申告
不動産売却の翌年2月16日〜3月15日の間に確定申告が必要となります。
譲渡益が出た場合:所得税・住民税が課税されます
譲渡損失が出た場合:特例や控除の対象になる場合があります
税金の申告について不安がある方は、当社提携の税理士によるサポートもご案内可能です。
